皆様こんにちは!!
パーソナルトレーニングジムBEYOND八王子店の上野です!!
ビタミンはからだのなかで何の役にたっているのでしょうか?
ビタミンの役割、もう1つは健康なからだを維持すること。
疲れはエネルギー不足だけでなく、筋肉や神経、血行などからだの調子が悪くなることでも起こります。
ビタミンは、そうしたからだの調子が悪い部分を修復したり、抵抗力をつけたりすることで、健康を保つ役割があるのです。
なお、人間にとってのビタミンは全部で13種類ありますが、それぞれはたらきが違います。
また、ビタミンは単独ではたらくわけではなく、そのほかのビタミンや栄養素といっしょになって機能します。
そのため、かたよった食生活などで特定のビタミンが不足すると、からだの疲れがとれないだけでなく、ビタミン欠乏症という病気になることもあります。
ビタミン名 | 特徴 | 主な効果 | 主な欠乏症 |
ビタミンA | 粘膜と目のビタミン | 粘膜や皮膚を丈夫にする。視力を調節する。 | 夜盲症、皮膚の乾燥、肥厚、角質化、(乳幼児では)角膜乾燥症からの失明など |
ビタミンB1 | 抗疲労ビタミン、神経ビタミン | 糖分をエネルギーに変える。筋肉の疲労を防ぎ、神経のはたらきを正常に保つ。 | 脚気(かっけ)、ウェルニッケ・コルサコフ症候群 |
ビタミンB2 | 肌と粘膜のビタミン | 主に脂質をエネルギーに変える。粘膜を保護して細胞の再生を助ける。 | 口内炎、口角炎、舌炎、脂漏性皮膚炎など |
ビタミンB6 | 肌のビタミン、神経ビタミン | 主にたんぱく質を別の物質に変えたり、エネルギーを作ったりするのにはたらく。 | ペラグラ様症候群、脂漏性皮膚炎、舌炎、口角症、リンパ球減少症、うつ状態、錯乱、脳波異常、痙攣発作 |
ビタミンB12 | 造血ビタミン、神経ビタミン、成長のビタミン | 赤血球をつくる。神経細胞を修復する。 | 巨赤芽球性貧血、脊髄及び脳の白質障害、末梢神経障害 |
ナイアシン
(ビタミンB3) |
皮膚と神経のビタミン | エネルギー作りにかかわる。皮膚のはたらきを助ける。血液循環をよくする。 | ナイアシン欠乏症(ペラグラ) |
パントテン酸
(ビタミンB5) |
代謝改善ビタミン、抗ストレスビタミン | エネルギー作りにかかわる。ストレスへの抵抗力をつける。自律神経を正常に維持する。 | 成長停止や副腎傷害、手や足のしびれと灼熱感、頭痛、疲労、不眠、胃不快感を伴う食欲不振など |
葉酸
(ビタミンM) |
造血と発育のビタミン | 赤血球をつくる。細胞分裂や成長を促進する。 | 巨赤芽球性貧血、(母体に葉酸欠乏症があると)胎児の神経管閉鎖障害や無脳症 |
ビオチン
(ビタミンH) |
皮膚と髪のビタミン | エネルギー作りにかかわる。皮膚や頭髪、神経の健康を保つ。 | 乾いた鱗状の皮膚炎、萎縮性舌炎、食欲不振、むかつき、吐き気、憂鬱感、顔面蒼白、性感異常、前胸部の痛みなど |
ビタミンC | 肌のビタミン、抗酸化ビタミン | 皮膚や血管などを健康に保つ。抗酸化作用。 | 壊血病 |
ビタミンD | 骨のビタミン | 骨や歯の形成を助ける。 | 低カルシウム血症、骨軟化症、(小児では)くる病 |
ビタミンE | 血行改善ビタミン、抗酸化ビタミン | ホルモン分泌を調整する。血行をよくする。抗酸化作用。 | 溶血性貧血など |
ビタミンK | 血と骨のビタミン | 出血時に血を止める。骨を強くする。 | 血液凝固の遅延 |
ビタミン剤はどれも同じじゃない!
栄養バランスのとれた食生活を送っていれば問題ないのですが、現代人はビタミン不足ぎみ。
「疲れていて朝は起きられないから朝食抜き、お昼はコンビニ、夜は飲み会…」なんて毎日だと、
必要なビタミンを食事から摂ることができず、ビタミン不足でさらに疲れがたまってしまう、という悪循環に陥ってしまいます。
そんなときには、医薬品などで足りないビタミンを補うことが重要です。
なお、複数のビタミンを組み合わせて摂ると、お互いの機能を補完しあって、さらに効果が高まります。
ビタミン剤を選ぶときは、からだの不調や疲れにあった組み合わせのものを選ぶと、より効果が感じられるでしょう。
ビタミン剤も上手に使って、健康的な毎日を送りましょう!